http://bemil.chosun.com/nbrd/gallery/view.html?b_bbs_id=10044&num=168448&pn=0&compn=2より
2012年7月の記事です。
ちょっと古い板ですが要望がありましたので,翻訳しました。

オーストラリアと日本のメディアによると,オーストラリア海軍は,次期潜水艦事業(コリンズ潜水艦更新計画)で”そうりゅう”潜水艦を候補に挙げている。
 
 オーストラリア海軍関係者によると,オーストラリア海軍は,コリンズ級潜水艦6隻を代替するために,水中排水量4000トン級の通常動力潜水艦を12隻導入することを計画している。
 今のオーストラリアの技術で4000トン級の通常動力潜水艦を建造することは不可能だ。現在,条件に合致する潜水艦は,日本の”そうりゅう”級のみだとされる。オーストラリアは日本から技術協力や,”そうりゅう”級を直接購入することを検討し,日本にそのことを打診している。6月には,海上自衛隊の幕僚長がオーストラリアを訪問した。

 次期潜水艦事業を統括するオーストラリア海軍のロアンモビット長官は,「日本の潜水艦は,多くの魅力的な特徴を備えており,日本からの協力を引き出したい」と考えを明らかにした。
 長官は,今月末ごろ訪日し,日本の高官と意見を交換する予定である。

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1.とある韓国人
 うーん・・・。韓国ではいけないのでしょうか?


 韓国は,ドイツの209・214級潜水艦ライセンス生産により,潜水艦の開発技術を習得し,現在,3000トン級の潜水艦の開発を行っている。また209級の改良型をインドネシアに輸出し,潜水艦輸出事業を開拓している

2.とある韓国人
 しかし,潜水艦の表面が凸凹だね。

3.とある韓国人
 潜水艦の艦橋付近についているのは,無反響タイル。舷側に配置されているのは低周波パッシブソナー・アレイ(?)です。

4.とある韓国人
 潜水艦市場で競争する気があるのでしょうか?

5.とある韓国人
 あんな大型艦を使用したがる国は限られるよ。

6.とある韓国人
 でも,韓国の次期潜水艦事業も,水中排水量が4000トンだったりする。
 この大きさの通常動力潜水艦を作っているのは日本だけだが,このクラスを建造することが可能なのは韓国とドイツでしょ。
 競争入札にしたらいいのに。
 大宇(韓国の造船企業)は,潜水艦の輸出実績もあり,価格も日本より安くできる。技術力だって,日本に負けないとアピールすれば,日本に勝てないまでも,日本を悩ますことができる。

7.とある韓国人
 台湾・・・。

8.とある韓国人
 これは絶対に防ぐべきだ。日本が武器輸出の道を拓くことになる。
 日本が武器を輸出するようになれば,その先どうなるかは目に見えている。

9.とある韓国人
 オーストラリアは,潜水艦の値段を見て,泡を吹いて倒れるね。

10.とある韓国人
 日本の兵器の価格は無茶苦茶だって言いますからね。

11.とある韓国人
 日本の兵器価格が割高なのは,需要が国内に限定されているからですよ。
 もし,日本が兵器輸出の道を開拓すれば,日本の兵器の価格は確実に下がるでしょうね。
 日本人特有の几帳面さと信頼性は,兵器市場では有効な競争力となりますよね。
 いざって時に動かない兵器を買うと困りますからね。
 兵器は信頼性が重要。

12.とある韓国人
 しかし,2000年代に入って,日本の物作り神話は崩壊しつつあるようですよ。
 理由は,終身雇用制の廃止です。
 非正規雇用が生産ラインに入ったため,日本の工業製品の品質は低下しているそうです。
 昔の終身雇用制が当たり前だった日本は脅威でしたが,非正規雇用が多い状況は,今の韓国と同じですね。
 これまでの実績や,積み上げられた技術力は無視できません。
 しかし,雇用体系が同じなら,意外と日本に追いつけるかもしれませんね。
 しかし,これまで生産現場を支えてきた人材を放出していることから,日本の製造業は今後危機を迎えるでしょうね。

13.とある韓国人
 さらに,日本の防衛産業は意外な盲点を持っていると私は考えます。
 それは,閉鎖的な企業文化です。
 日本の企業はユーザーの利便性を考えず,高性能・高機能を追求したがります。
 そのため,日本の兵器は,特定のクラスではトップクラスであっても,総合性能が途方もなく低く,扱いづらい部分があります。
 にもかかわらず,価格は世界最高級です。

 また,日本国内でしか販売してこなかっため,海外で想定外の使用をされ,欠陥が明らかになる可能性があります。日本の企業は,それらのアフターケアができるのでしょうか?

14.とある韓国人
 そうりゅう級潜水艦は通常動力潜水艦としては,世界最大クラスです。
 しかし,アーストラリアが想定している作戦海域に適した潜水艦ではないかもしれません。
 日本の企業は,オーストラリアの要求に応えることができるのでしょうか?
 漫画「沈黙の艦隊」では日本の潜水艦技術が世界最高であるかのように描かれていますが,
 それは本当でしょうか?

15.とある韓国人
 そして,日本は過去にオーストラリアと戦争した問題をどうするのでしょうか?
 オーストラリアの反日感情も無視できないでしょう。
 また,戦争だけではなく,捕鯨問題でも反日感情があるようです。
 日本がオーストラリアへの武器輸出を輸出するにあたっては,難問が多く存在します。
 初めて武器輸出を経験するビジネスマンには,つらい道のりでしょね。

16.とある韓国人
 戦犯国が武器を輸出するとか・・・。
 (韓国はドイツの潜水艦を輸入し,
  さらにその潜水艦の改良型をインドネシアに販売している)

17.とある韓国人
 日本は1970年代に潜水艦の開発と配置をほぼ完了してるよね。
 当時建造された”うずしお”型は他国の潜水艦の性能をはるかに凌ぐものだった。
 日本の技術力は進んでますよね。

18.とある韓国人
 オーストラリアは南半球の強国で,経済的に潜水艦を購入するのは余裕だろう。
 しかし,そうりゅう級がそれほど高性能ですかね?
 世界の潜水艦市場でもっとも信頼されているのはドイツ製だろ。
 ドイツ製と競争して勝っている部分があるのか?

19.とある韓国人
 海上自衛隊:そうりゅう級
 水上2,900トン
 水中4,200トン
 価格 585億円
 長さ82m,幅8.9m,速度20ノット,作戦潜行可能深度500m,
 スターリング機関AIP潜水艦,555mm魚雷発射艦6門,ハープン対艦ミサイル発射可能
 X型舵,特殊吸音タイル装着,代替用低周波パッシブソナー・アレイタイル装着可能(片側100×12=1200個)
 SS-501そうりゅう
 SS-502うんりゅう
 ・・・
 舷側につけられたソナーの性能が驚異的で,能力的にはTASS(曳航式ソナー)に準じると考えられる。
 吸音のゴムタイルは,見た目は悪いが,水中では低周波を効果的に吸音する。
 そうりゅう級を遠距離から発見することは不可能だ。
 たぶん,現役の潜水艦でも最強クラスだろう。海でそうりゅう級だけには会いたくないだろうね。

20.とある韓国人
 現実的に,日本がオーストラリアへ,そうりゅう級をそのまま販売することはないでしょうね。
 そうりゅう級の性能がオーストラリアの要求性能に合致しているのは,大きさだけでしょう。
 オーストラリア軍が必要とする大型潜水艦は,
 1.遠征艦隊の長期護衛 
 2.海岸へ接近する敵揚陸艦の撃破
 です。

 これらの任務では,主に敵洋上艦を捕捉し,待ち伏せする能力が求められます。

 しかし,そうりゅう級は,高い隠密性と対潜水艦探索能力から,潜水艦を待ち伏せすることを目的として開発された潜水艦です。
 そうりゅう級の性能は対潜水艦能力に特化しています。
 まず,あの大きさで,原子力潜水艦と同性能の大型ソナーを搭載したことで,船首の半分以上が使えなくなった。さらに,舷側のソナーシステムでかなりのスペースが侵食された。
 それに,65人という乗組員の数は,通常動力潜水艦としては多すぎる。そのため,サイズの割には,航海可能日数が短い。対潜水艦能力は高いものの,それ以外の

作戦を支援する能力に欠けている。
 オーストラリアが購入する潜水艦の数は,多くないことから,潜水艦には多目的艦としての性能が求められるだろう。そうりゅう級の対潜水艦戦に特化した能力は,オーストラリアの要求には合致しないだろう。

21.とある韓国人
 それに,オーストラリアが参加するリムパックで,日本の潜水艦の活躍がそれほど顕著でないことも問題ですね。209級はリムパックで大活躍したのに。
 
 <補足>
 1999年,グアム島近海で行われたリムパックで,韓国のチャン・ボゴ級(209級)2番艦イチョンがたった一発のドイツ製魚雷SUTで12,000トンの標的艦(巡洋艦オクラホマシティ)を撃沈し,演習に参加した各国の軍関係者を驚かせた。 
 また2004年の同演習ではアメリカの原子力空母とイージス艦,日本の護衛艦など35隻の艦艇に40発の仮想魚雷を命中させ,米軍から「幽霊に化かされたようだ」とまで言わせた,と朝鮮日報の記者は語っている。

22.とある韓国人
 日本の潜水艦がリムパックで活躍したと聞かないのは,簡単な理由です。
 チャン・ボゴ級には対潜水艦能力はありません。
 できるのは,敵洋上艦を攻撃することだけです。
 一方で,日本の潜水艦のリムパックでの訓練内容は,
 自国の艦隊を敵潜水艦から守ることです。
 この訓練に参加しているのは,
 私が知る限り,
 日本と米国だけです。
 移動する自国の艦隊を護衛しながら,
 敵潜水艦を捕捉するのは,
 敵艦隊の中に浸透して洋上艦を攻撃することと比較して,
 非常に難しいことです。

23.とある韓国人
 日本が潜水艦を輸出するのはやっぱり価格の問題でしょうね。
 潜水艦の建造数を増やして価格を下げたいのでしょう。

24.とある韓国人
 日本のおやしお級は,数が増えるごとに価格が下がりましたからね。
 そうりゅう級もそうですね。
 1番艦が604億円,2番艦が586億円。
 オーストラリアに販売して,もっと価格を下げたいのでしょうね。
 しかし、価格が下がったとしても,
 日本の潜水艦の価格が高いのは変わらないけどね。
 日本のそうりゅう級は,AIP機関として性能の低いスターリング機関を搭載し,さらにリチウムイオン電池を搭載している。これを,燃料電池に交換したら,価格はもっと上がるでしょうね。

 <補足>
 韓国がライセンス生産している214型潜水艦は燃料電池式AIP機関を搭載している。AIPとしては,日本のスターリング機関より韓国(ドイツ製)の燃料電池式AIP機関のほうが静音性に優れているとされていることから,上記のコメントは,燃料電池式AIP機関を搭載したほうが高性能だと皮肉を言っているものと考える。
 
25.とある韓国人 
 韓国の3000トン級潜水艦の開発には600億円以上かかるって言われていますけどね。

26.とある韓国人 
 スターリング機関は,ノイズが多いって言われてますね。

27.とある韓国人 
 それは相対的な話。
 韓国が輸入しているHDWの燃料電池式AIP機関と比較して,
 スターリング機関はノイズが大きいと言われる。
 しかし,そうりゅう級より小型の,スウェーデンのスターリング機関を搭載したコトランド級は,リムパック演習で,一度も発見されずに,連合艦隊を全滅させた実績があります。
 あまりの性能に驚いたアメリカは,2005年頃,この潜水艦を借りて2年間研究したそうです。日本もスターリング機関の欠点を十分知っており,次期潜水艦には燃料電池AIPを採用する可能性があります。


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28.とある韓国人 
 潜水艦は,サイズが大きければ,性能が良いと思っている人が多いですね。しかし,一概にそうとは言えません。サイズが大きければ,武装の強化,居住性の向上,長期間の作戦行動が可能となります。さらに,高速潜行と索敵能力の性能が向上させることができます。しかし,一方で,惰性が大きくことから,回避行動等の操艦が難しくなり,静音性も悪化します。
 結局は,これらのメリットとデメリットを考えて,艦の目的等を考慮して,艦の大きさは決まります。

29.とある韓国人 
 日本の潜水艦が世界標準より大きくなったのは,日本の海防範囲が広さに対して,予算が限られているためです。日本は少ない潜水艦で広大な海域を防衛する必要に迫られた。その為,日本の潜水艦は大型化していった。潜水艦の大型化は技術が発達したためだと考えられるが,それは誤解である。日本の防衛産業は保守的な傾向にあり,決して最先端の技術を使っているわけではない。どちらからと言えば,装備は西側諸国より約5年程度遅れている。